映画「パウロ ~愛と赦しの物語~」を観て
今日は、子ども二人を実家で預かってもらい、久しぶりに妻と二人で映画を観に行くことができました。
この映画を見てみたいと思ったのは、クリスチャントゥデイのレビューを見たからです。
映画を見たいと思った時は、まさにこのレビューにあるように「クリスチャンになったのに、悩みが絶えない」という状況でした。映画に興味がわきましたが、子どもがいては、観に行くことが出来ないと、諦めかけていました。けれど、子どもも預かってもらうことが出来て、映画を観に行くことができました!「これは、主の導き」だと思いまし😊
さて、この映画は、パウロの生きざまを通して、クリスチャンとはどのように生きるべきかを表現してるように思います。この映画を観て受け取ったメッセージは、以下の3つです。
- 愛と赦し
- 信仰
- 人間の弱さ
愛と赦し
まず、1つ目の「愛と赦し」
映画の副題にもなっています。
聖書で、「愛」については、以下のように述べられています。
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。
コリントの信徒への手紙一 13:4 新共同訳
https://bible.com/bible/1819/1co.13.4.新共同訳
劇中、パウロは、ルカに愛の大切しを語ります。上の有名な聖句を述べる場面もあります。
そして、「赦し」についても聖書では以下のように述べられています。
互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。
エフェソの信徒への手紙 4:32 新共同訳
https://bible.com/bible/1819/eph.4.32.新共同訳
劇中では、ローマ人から迫害を受けたクリスチャンが「目には目を!」と言って、暴力に訴えようとします。しかし、パウロは愛の大切を説き、「赦しなさい」と言います。
なかなか難しいことです。
神様によって造られた私たちは、神様から愛される存在です。罪のある私たちは、イエス様の十字架での償いにより、神様から赦されました。
罪のある者への愛が赦しだと言えます。
信仰
映画では、クリスチャンのコミュニティが救われるように祈り求めます。けれど、一向に迫害は弱まらず、厳しさを増すばかりです。
そんな状況は、信仰が試されている時なんだと思います。
弱さ
個人的には、一番印象深かった部分です。
映画の中で、パウロは獄舎の長官マウリティウスに「自分は、弱い人間で、それが誇りだ」と言っています。
誇る必要があるなら、わたしの弱さにかかわる事柄を誇りましょう。
コリントの信徒への手紙二 11:30 新共同訳
https://bible.com/bible/1819/2co.11.30.新共同訳
人は、強さを求めたがります。けれど、絶対的な存在である神様と比べた時、自分の小ささ、弱さを認識し、神様を頼る生き方がクリスチャンだと思います。
映画でこんなに泣いたのは久しぶりでした。聖書を読んだことがある人にはおすすめの映画です。